最新のオレゴン州経済(2022年3月)
地 域 雇用総数 失業率 前月比 前年同月比 同増減
全 米 158.1百万人 3.6% △0.2% △2.4% +7.6百万人
オレゴン州 2,116千人 3.8% △0.2% △2.3% +111千人
ポートランド 1,338千人 3.8% △0.1% △2.7% +82千人
セーレム 204千人 3.8% △0.2% △2.0% +9千人
ユージーン 180千人 4.1% △0.2% △2.7% +10千人
メドフォード 104千人 4.2% △0.2% △2.3% +4千人
ベンド 101千人 3.6% △0.2% △2.8% +6千人
アルバニー 59千人 4.3% △0.1% △2.6% +2千人
コーバリス 49千人 2.9% △0.1% △1.8% +3千人
グランツパス 36千人 4.8% △0.2% △1.9% +1千人
(季節調整後データ;ポートランド経済圏は1ワシントン州バンクーバー地区も含む)
【1月】 オレゴン州の2022年1月の季節調整後の失業率速報によれば、12月の修正値比0.1%ポイント上昇し、”4.3%”でした。
1月のオレゴン州の非農業給与所得者総数は、5,700人増。12月は6,600人増加して、2021年通年では、月間平均8,500人の増加でした。
1月の最も堅調だった産業は、観光業、政府関連、金融、専門ビジネスサービスなどでした。観光業は回復しつつありますが、雇用面ではパンデミック以前の雇用の84%を回復したに過ぎません。政府関連は、教育関係が中心です。
【2月】 オレゴン州の2022年2月の季節調整後の失業率速報によれば、1月の修正値比4.2%から0.2%ポイント下落し、”4.0%”でした。2020年4月のパンデミック不況始って以来の低水準です。始まる前の2020年3月の失業率は、3.5%でした。
オレゴン州の非農業給与所得者総数は、12300人の増加で、1月の倍以上の増加を示しています。業界別には、観光業・建設業・医療介護・専門ビジネスサービスが牽引しています。
米国労働省は12月14日、11月の「米国卸売物価」が、11月に月間+0.6%上昇と発表、前年同月比で9.6%の上昇となりました。これは食品や燃料の上昇が大きかった事を反映しています。
【3月】 オレゴン州の2022年3月の季節調整後の失業率速報によれば、2月の修正値4.0%から0.2%ポイント改善し,3.8%でした。オレゴン州の失業率は、ここ数ヶ月、急速に改善しています。昨年の3月の失業率は、6.1%でした。3月のオレゴン州の雇用は、5600人の増、主として建設業・不動産・観光・その他のサービスや製造業が寄与しています。
以上