最新のオレゴン州経済(2022年6月)
地 域 雇用総数 失業率 前月比 前年同月比 同増減
全 米 158.7百万人 3.6% 不変 △2.3% +6.4百万人
オレゴン州 2,200千人 3.6% +0.1% △1.8% +172千人
ポートランド 1,330千人 3.5% △0.1% △1.8% +71千人
セーレム 205千人 3.5% △0.1% △1.7% +6千人
ユージーン 178千人 3.9% 不変 △2.2% +6千人
メドフォード 104千人 3.8% △0.1% △1.9% +3千人
ベンド 102千人 3.4% 不変 △2.1% +5千人
アルバニー 59千人 4.0% △0.1% △2.8% +2千人
コーバリス 48千人 2.9% 不変 △1.1% +2千人
グランツパス 36千人 4.7% 不変 △1.8% +1千人
(季節調整後データ;ポートランド経済圏は1ワシントン州バンクーバー地区も含む)
【4月】 オレゴン州の2022年4月の季節調整後の失業率速報によれば、3月の修正値比0.1%ポイント下落し、”3.7%”でした。
オレゴン州の経済は、過去2年間、全米同様、2020年4月には失業率が13%だったパンデミックによる経済の落ち込みから順調に回復しています。しかしながら全米では、パンデミックの雇用の落ち込みを95%回復しているにもかかわらず、オレゴン州ではまだ88%の回復に留まっています。
【5月】 オレゴン州の2022年5月の季節調整後の失業率速報によれば、4月の修正値比3.7%から0.1%ポイント下落し、”3.6%”でした。5月は観光業・運輸倉庫業・卸売り業・製造業が堅調でした。一方で建設業は伸び悩みました。
オレゴン州の労働力市場参加率は、ここ10年来の高水準の63.5%に上昇し、徐々に多くの労働力が復職しているか、就業意思があることを物語っています。
【6月】 オレゴン州の2022年6月の季節調整後の失業率速報によれば、5月の修正値3.5%から0.1%ポイント上昇し,3.6%でした。オレゴン州の6月の給与所得者総数は、6月8,700人増加、建設はじめ、医療介護・観光・その他のサービスなどが雇用を牽引しています。6月現在、オレゴン州ではパンデミック発生以前の雇用水準の94%を、民間部門だけを見ればパンデミックで失われた雇用の98%をカバーした事になります。
以上